Citrix XenServer無償版 を使ってみた

アクティベーションすると、使用期限が1年になるんですけど・・・1年だけ?とか気になる今日この頃。1年後どうしようか。。。

さておき本題。大量のディスクを搭載して、複数の論理RAIDボリュームを設定している状態でXenServerをインストールすると、全てのデバイスが一つのLVMで管理された状態になる。たとえば、システム領域としてRAID1の論理ボリュームを、データ領域としてRAID5等の論理ボリュームを利用したい時でも、インストール直後は両方の論理ボリュームが"Local storage"として管理される。これはXenCenter上では変更できないようなので、xe CLIコマンドでの設定が必要になる。

作業の流れとしては、

Xen管理ストレージのUUIDを調べる
  ↓
Xen管理物理デバイスのUUIDを調べる
  ↓
ディスクを管理している物理デバイスを切り離す。
  ↓
Xen管理ストレージを削除する。
  ↓
Xen管理ストレージを必要な数だけ作成する。
(LVMも作成され、XenCenterから利用できる状態になる。)

となる。

以下作業メモ。
1.Xen管理ストレージのUUIDを調べる

[root@xen1 ~]# xe sr-list

2.Xen管理物理デバイスのUUIDを調べる

[root@xen1 ~]# xe pbd-list

3.物理デバイスの切り離し

[root@xen1 ~]# xe pbd-unplug uuid=(対象のXen管理物理デバイスのUUID)

4.Xen管理ストレージを削除

[root@xen1 ~]# xe sr-destroy uuid=(対象のXen管理ストレージのUUID)

5.Xen管理ストレージの作成

[root@xen1 ~]# xe sr-create name-label="Local strage1" type=lvm device-config:device=/dev/sda3
12345678-abcd-efgh-9876-543210123454
[root@xen1 ~]# xe sr-create name-label="Local strage2" type=lvm device-config:device=/dev/sdb
12345678-abcd-efgh-9876-543210123455
[root@xen1 ~]# xe sr-create name-label="Local strage3" type=lvm device-config:device=/dev/sdc
12345678-abcd-efgh-9876-543210123456